twitterにて、乗客は3駅以上先には行かないという情報を聞いたため、実験してみました。
毎度おなじみ、何もない原っぱに突如存在する2つの集落。
2つの集落を単線並列で結び、同時発車して乗客数(今期売上)を計測するいつもの実験。
途中に3駅建設して、全駅停車する
普通と両端の駅のみ停車する
急行で比較してみました。
1ヶ月くらい放置したときの今期売上。
一応急行の方が売り上げは多いですが、誤差の範囲か。
このことから、停車駅の数が多いと乗客が減るという現象は起きない。
それどころか、乗降需要が増える分停車駅が多い方が有利。
到着時間が遅くなっても乗客は減らないし、自己満足以外で急行運転するメリットはない。
そう思っていました。
途中駅を4駅に増やしてみました。
放置期間が異なるため単純に比較できませんが、
急行の売り上げが266万円に対して
普通が11万円と、有意に差が出ました。
途中駅にマンションを建設して再実験しましたが、結果はほぼ同じ。
おそらく、4つ先の駅までを対象に乗客の計算を行ってると思われます。
乗客AIを考慮した急行停車駅の選定方法
駅A~Iまでの9駅からなる路線を考えてみます。
所要時間のことを考えなければ、本来ならどの駅からどの駅へも行けるはずですが、
4駅先までしか候補に入らない場合、白い箇所のパターンの移動はできません。
ここでA・F~I間各駅停車の
急行を設定するとこうなります。
これによってA駅→F~I駅への乗客移動もできるようになりましたが、
B~D駅→G~I駅は相変わらず移動できないパターンがあります。
これに合わせて、B・C・D駅始発の列車を設定してもいいのですが……。
それよりも有用と思われるのはこれ。
4駅ルールによりA→Iは移動できなくなりましたが、代わりにB→G~Iの移動が可能になりました。
残りの駅を補完するように、
急行-青を設定しました。
これにより、実際に乗客の需要があるかどうかはともかく、全ての駅同士の需要を満たすことができました。
問題は、新たに作った
急行-青の種別名。
停車駅は
急行-橙より少ないですが、急行が停車しないC・Dに停車するため特急と呼ぶのはふさわしくない。
私なら橙を
区間急行・青を
急行としますが、それでも何か腑に落ちない。
ちなみに、このような停車パターンを
千鳥停車と言います。
もっとシンプルに、単純に利用者の多い駅や駅単価の高い駅ビルを停車するパターンでも問題ないかもしれません。
この場合、停車パターンに取りこぼしが発生しますが、一応長距離利用者の需要は満たせます。
A~C・G~Iと停車する種別を設定すればD→I以外の需要は満たせますが、どの道種別名で悩むのは同じ。
いずれにせよ、停車パターンを決めただけでその通りに組むのは至難の業。
今回の検証結果を基にダイヤや急行停車駅を設定するかどうかは未定。
少なくとも、検証前にプレイした内容の記事が3つくらい続くと思うのでご了承ください。
1. 無題
あともう1つ、このゲームの乗客は頭もマナーも悪く折り返し乗車の常習犯ですよね。
環状線なら角と角に4駅離したターミナルを持つ8駅構成が理想、
環状線でない場合は5駅ワンセットで両端の需要が大きいと理想なのかな
(車庫や終発設定で無理やり下ろせなくもないが)