A列車で行こうシリーズの世界では、現実と比べて時間がゆっくりと流れています。
3D・PC版は比較的現実に近いですが、それでも5~6倍程度時間の流れが遅いみたいです。
ゲーム内で1時間に1本の運行頻度でも、リアルなら10分に1本程度とそれなりの頻度に匹敵します。
しかし、リアル大手私鉄の運行頻度となると、毎時10本~20本程度は珍しくなく、
中には2分間隔で運行するところも……。
今回からシリーズものとして、
5分間隔を目標に運行頻度を上げる研究を行ってみます。
運行間隔の制限
運行間隔を上げる際に、ネックとなるのは主に
駅の停車と
折り返し。
これらは最高速度や加速性能が悪かったり、編成が長いとネックになりやすいみたいです。
駅の停車時間ですが、基本的には停車時間より短い間隔で運行することはできません。
実際には停車時間に加えて、駅での停車・発車に伴い少し時間がかかります。
「高速・加速高い」なら7両編成でも停車時間+5分まで減らせますが、
「低速・加速低い」で7両編成の場合、停車時間+11分もかかってしまいます……。
初期設定では停車時間10分になっているため、20分に1本が限界ということに。
これでも十分高頻度なのですが、更に高みを目指したい方もいると思います。
高頻度運転のための3つの方法
対策その1「
停車時間を短くする」
A列車で行こうPCでは最小5分間隔まで設定可能で、一部シナリオではこの設定でダイヤが設定されています。
この方法を使えば比較的簡単に運行間隔を狭められるものの、停車時間が短くなるデメリットが無いとは言い切れず。
もしかしたら、乗客数に影響が出るかもしれません。要調査。
注意事項としては、全ての停車駅の停車時間を短くしないと意味がないこと。
一駅でも停車時間を10分のままにすると、そこで列車が詰まってしまいます。
運行設定を行うときに駅の隣のチェックを入れるとまとめて設定できるので、これを活用しましょう。
リアルでは乗客がスムーズに乗降できるためにドアの数を増やすことがありますが、
ゲーム内にて車両のドアの数によって影響が出るかは不明。
といっても、ゲーム内では改良一般型列車が3ドアで、それ以外が2ドアなのですが。
対策その2「
性能のいい列車を開発して置き換える」
この場合、最高速度よりも
加速性能の方が重要。
実際、リアルの鉄道でも特急と比べて停車頻度の高い普通や準急用の列車は、最高速度よりも
加速度を重視しています。
有効な方法ではあるものの、同じダイヤの全ての列車を置き換える必要があるため、車両購入費がかかります。
加えて高性能な列車はそれだけ運行費用が高く、
赤字が出やすくなります。
それだったら、定員数の多い列車を開発して置き換えた方が、まだ有効な方法かもしれません。
対策その3「
相互発着」。
ホームの数を2つに増やして、交互に列車を発着させます。
列車のないホームに入線する設定が出来ないため、別々なホームに入線する列車を交互に設定することで実現します。
一応、停車時間は10分のままでも増発は可能なのですが……。
駅の拡張が必要なため投資額も高く、その上全ての駅で拡張しないといけないためかなりコストがかかります。
ダイヤ設定にしても、(ゲーム内の利益はともかく)相互発着を行うなら急行運転をした方が楽しい。
ただ、次回の折り返し駅について考えるうえで重要な考え方だったりします。
次回は折り返し駅の構造について。
実は高頻度運転を目指すとなると、こっちの方が厄介なんですよね……。